2025.10.31
							
																	
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						ジャカルタ-バンドン高速鉄道負債問題の論争はジョコウィとプラボウォの代理戦争か
ジャカルタ-バンドン高速鉄道負債問題は、日を追って深く広く激しさを増しているようです。
プラボウォ大統領に新規任命された財務大臣は、高速鉄道の膨れ上がる債務を問題視し、汚職撲滅委員会も調査に乗り出し、導入の責任者であるジョコウィ元大統領にも調査が及ぶ可能性が取り沙汰されています。
これに対して当時の関係大臣であった面々を含むジョコウィ陣営は、高速鉄道は損益的には問題無い、既に独立事業として自立している、利益目的ではなく投資である、インドネシア経済に多大な利益をもたらしたと反論しています。
新財務大臣は間違いなくプラボウォ大統領の支持を背景にしているので、この論争はジョコウィとプラボウォの代理戦争なのかもしれません。
引退した後も支援団体を幾つも持ち、必要以上に存在感を現わすジョコウィ元大統領に対して、プラボウォ大統領が目の上のたん瘤の様に感じていたのかもしれません。
 
			