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2025.12.01 メルマガバックナンバー

インドネシア進出サポートメルマガ2025年12月号

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インドネシア進出サポートメルマガ2025年12月号
Vol.33 【2025年12月1日発行】
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関係各位

このメルマガはこれまでにインドネシア関連の仕事でお世話になった方々に、最新のインドネシア事情を気軽にご理解頂ける内容で毎月1日に配信しております。

=======お知らせ======

■インドネシア進出サポート公式サイト
https://www.hmkt.jp/

インドネシア進出準備から撤退までの、50年近くにわたる経験と知見を網羅したサイトで、一日平均2,000件以上の閲覧数と400人を超える訪問者数で、2022年の開設以来の訪問者数は累計17万人、閲覧数は累計97万件に達し、Googleのトップランキングを維持しております。

その中でもお薦めしたいのが、インドネシア進出支援セミナースライドで、公開件数は248件に達し、更に毎週1件のペースで増え続けています。

セミナースライドを始めとして、全てのコンテンツはフリーダウンロードで提供しています。

■インドネシア進出サポートウエブセミナー
https://www.youtube.com/channel/UCXghuRz7zRX5jLOXu75rQjQ

2023年3月の公開以来、視聴者数が6,700人を超えました。

公式サイトに掲載されたセミナースライドサンプルに音声解説を付けてYoutubeにアップロードしています。

一週間のインドネシアでの現地報道から、注目したいくつかのニュースを5分前後で紹介する、インドネシア週刊ニュースダイジェストも掲載しています。

■インドネシア最新情報ブログ
http://blog.livedoor.jp/kojindonesia/

インドネシアのホットな現地発の情報を毎日、どんなメディアよりも早く紹介しています。

■配信を希望されない場合は『配信不要』と返信して下さい。

■今月号の目次 ★☆★☆★☆★☆★

【1】 インドネシア進出関連ニュース『AI活用を意識した事業展開』
【2】 インドネシア社会一般ニュース『昨今の不景気ムードの原因』
【3】 インドネシアお楽しみニュース『ジョグジャカルタの水田の中のレストラン』

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【1】AI活用を意識した事業展開

AIの世界的な研究者は、2029年にはAIが進化したAGIが人間の知能を超えると予測しています。

もし本当に実現すると、人間社会は大きなパラダイムシフトに直面すると言われています。

身近な実例としては、Google翻訳やMS Officeの自動翻訳機能の急激な性能向上が、如実にこのことを物語っています。

インドネシアにおいてもAIを取り扱うスタートアップ企業がたくさん出現しつつあります。

自社はIT関連業界ではないから関係無いと、言っていられない時代になることは間違いありません。

全ての産業はAIの影響を受け、それを上手く活用出来たところが生き延びて成長し、乗り遅れたところは世の中から消えて行くことになるかもしれません。

経営者は先ず自身の頭の中をパラダイムシフトしなくてはならない、とんでもない時代がすぐ目の前に迫っていることに気付く必要があります。

AIバブルは間もなく弾けるとの意見も巷にはありますが、AIそのものの進化は止められないでしょう。

【2】昨今の不景気ムードの原因

約一年前から、特に自動車の新車販売が低迷しており、インドネシアは不景気モードに包まれています。

しかしながら、経済成長率は今でも5%を維持しており、物価上昇率も3%前後を推移しているから不可解です。

新車の販売が低迷しているのは、中古車市場が動き出し、新車の販売台数を超えたと言うことも影響しているのでしょう。

しかし、一年前に大統領が交代した辺りから、購買意欲が低下したことが気になります。

それは、大型投資を推し進めるなどの積極財政で経済成長を目指して来たジョコウィ前大統領に対し、プラボウォ大統領はどちらかと言うと緊縮財政的で、政府の無駄遣いや汚職を取り締まり、庶民の生活支援を優先するとの方針を宣言したことです。

そこで思い出したのが1980年代後半に、プラボウォ大統領の義父である当時のスハルト大統領が、蔓延する汚職に業を煮やして、汚職事件を徹底的に取り締まり、容疑者を厳しく罰したことで、地下経済が急速に冷え切り、経済全体が低迷したことです。

今回も似た様な現象が、特に富裕層に起きているのではないかと懸念しています。

【3】ジョグジャカルタの水田の中のレストラン

仕事で年に2回程中部ジャワに位置するジョクジャカルタ特別州を訪問しています。

ジョグジャカルタはジャカルタの半分程度の賃金レベルですが、50万人は居ると言われる学生の生活を支えるサービスと、バリ島に続く観光産業のお陰で、生活レベルは決して貧しくありません。

ジャカルタやスラバヤのような広い大通りは無く、大規模なビル群も無く、車で少し走ると街は無くなり、のどかな田園風景が広がります。

その田園の中にジョクジャカルタ料理を出してくれる、昔ながらのレストランが佇んでいます。

エアコンの無い開放的な建物の周りからは、様々な自然の生き物たちの鳴き声が聞こえて来ます。

特にスコールの後の涼しい風を感じながら、ジョグジャカルタ料理を愉しむことは心の癒しとなります。

以上

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小野耕司/インドネシアビジネスサポート
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