2013.09.26
最近のニュースに私的コメント
労働デモが少ない本当の理由は?
レバラン以降、労働問題の解決を叫ぶデモが以前に比べて少なくなったようです。
来年の67%賃上げを要求する金属労協の主張に対して、政府や経営団体は20%を上限と言明しています。しかし、それに対する反応は割と静かです。
一発逆転を狙う労働組合が静かに工作を進めているのか、それとも政府機関が何か懐柔施策を浸透させているのか、静かな背景には何かインドネシア独特の裏の世界の力が動いているような気配を感じます。
来年4月の総選挙と6月の大統領選挙に向けて、日本人には分からない地殻変動が進んでいるような気がします。