2014.12.07
インドネシア訪問日記
インドネシア華人経営者からの忠告
先週はジャカルタ周辺のローカル企業を何社か訪問したのですが、華人企業の経営者から以下のような面白い発想の忠告を与えられました。
ヨーロッパ諸国は大市場である中国を先の敗戦国である日本企業に占拠されるのを許せず、日本と中国の仲を裂くような国際政治の裏工作を進めて来たが、最近はそれが成功して中国から撤退する日本企業が出始めている。
日本企業を追い出す次のターゲットはインドであり、その裏工作は既に始まっている。その一つが昨年発生したスズキ自動車の現地工場での大規模なストライキと騒動であった。これから日本企業に進出が増えると、それを阻止するための色々な妨害活動が発生するだろう。
その次に気を付けなくてはいけないのはここインドネシアである。インドネシアは大規模な消費市場となりつつある。ヨーロッパ人にとって大規模な消費市場は自分たちの物と言う潜在意識が強いから、国際政治の裏工作で日本とインドネシアの仲を裂くための仕掛けを始めるのは間違いない。日本は政府も民間も国際政治には全く疎いのでとても心配である。
と言うような内容の話でした。うーーーーん。
