2014.12.18
インドネシア訪問日記
インドネシア住宅開発組合訪問記
2014年6月と11月の2回にかけて、インドネシア住宅開発組合の関係先を訪問しました。インドネシアには、政府からの補助金が受けられる低価格と中級価格の住宅を扱うデベロッパーの組合と、高級価格の住宅を扱うデベロッパーの組合の二つがあります。
デベロッパーの数は大小合わせてインドネシア全国で数千社あると言われており、大手になると数千戸の開発を行っているようです。確かに、30年前は雑木林だった郊外が、見渡すばかりの住宅地に変わっている様子を目の当たりにすると、強ち誇張でもないなと実感出来ます。
ある開発中の団地を見学している時に、税金面で優遇されている1,000ccのLCGC(Low Cost Green Car)に乗った若い夫婦が、補助金が受けられる低価格の、多分300万円くらいの建売住宅を見学している姿を見かけました。
日本の昭和40年代がそうであったように、小さいながらもマイカーとマイホームを持てる、彼らのような新たな中間層がインドネシア経済を成長させているのだと実感出来ました。