2015.01.15
インドネシアでの仕事のアドバイス
インドネシア進出準備
インドネシア進出を価値創造の観点から評価する
中小の製造企業がインドネシアの進出を考える動機の多くは仕事の確保や製造コストの低減で、日本での納入先からの要請あるいは無言の圧力によるものです。
これは致し方の無いことですが、どうせインドネシアに進出するのであれば、もう少し広い視野で、積極的な攻めの姿勢で行くべきではないかと常日頃感じています。
これはなにも精神論を振りかざせと言っている訳ではなく、材料調達から製品納入までのサプライチェーン、製品開発および設計、顧客管理、そして市場開拓において、コスト削減や効率化にる社内利益を追求すると共に、納期順守率向上、需要変動対応力向上、そして納入品質向上による顧客の利益も考えることで、インドネシア進出による大きな価値を創造することを意味しています。
お客様に提供出来る価値を数え上げてみると、300項目は超えることをご存じでしょうか。まずはお客様に価値を与えることで、最終的に自社に利益と言う価値が戻って来るのではないでしょうか。