2015.02.26
インドネシア進出準備
現地責任者の必須予備知識
進出検討の事前調査は効率良く
インドネシア進出を検討する際に最初に行うことは、社長あるいは幹部社員による現地事情の調査です。
インターネットや知人から情報を取得するだけで済むはずもありませんから、自分の五感を使って確かめるためにはどうしても現地に出張することが求められます。
会社によりその要件は異なりますが、一般的には、①合弁相手の開拓、②材料サプライヤの開拓、③外注企業の開拓、④流通経路の開拓、⑤顧客の開拓については他人に任せることは出来ません。
しかし、これらの要件を見極めて判断出来る社長や幹部社員は、日本においても超多忙であり、なかなか現地出張の時間が確保出来ず、インドネシア進出のプロジェクトもズルズルと遅れてしまうことが多いようです。
さらに、後から話を聞いてみると、結構無駄な時間を費やしているケースが多いのにも驚いてしまいます。
訪問先の発掘からアポイントを確定するまでは、現地の事情を知らないと大変な仕事になります。まして、言葉の壁がある場合はなおさら大変な仕事です。
なんとか現地に出張したとしても、本当に効率の良い経路と時間で訪問出来ているのかも疑問です。
もしかしたら、半分の時間と経費で達成出来たケースもあったのかもしれません。