2015.04.26
インドネシアの耳より情報
インドネシア訪問日記
東に伸びるジャワ島の東名・名神高速道路
4月19日からのインドネシア出張では、ジャカルタからスラバヤの間で工事が進む高速道路の、ジャカルタから直線距離で約80Km地点を見て来ました。
今年のイスラム断食明けの7月までにはジャカルタから約200Km地点にある港町チレボンまで開通させると、インドネシア政府は約束しています。
現場に行ってみると、道路の周りはまだ赤土が露出したままですが、道路そのもの舗装が完成しており、地元の車は工事現場をかいくぐりながら既に走っているので、そんな感じでソフトオープンするのではないかと予想されます。
それにしても、高速道路沿線には既に工場が立ち並んでおり、中にはかなり古い建屋もあることから、良く言うと先見の明が優れた事業者、悪く言うと政府と癒着した事業者の生き様が目の前に広がる風景でした。
ジャカルタからスラバヤまでの約500Kmが、高速道路と新幹線で結ばれた時のジャワ島の発展と、昭和40年代の日本の経済成長が重なって見えた気がしました。