2015.07.05
インドネシア訪問日記
ジャカルタ漁港周辺に見る真実のインドネシア
仕事の関係でジャカルタ漁港の周辺を訪問する機会が増えました。
高速道路から漁港に通じる道は未だ拡幅工事が終わらず、1Kmを進むのに1時間もかかるため、レンタカーやタクシーの運転手は調水池の対岸にある超高級住宅地を迂回して往復することがあります。
そのため超高級住宅街を通った後に調水池からの排水溝にかかる橋を渡ると、酷いスラム街を目にすることになります。
ジャカルタ市内中心の繁華街や高層ビルしか目にしない日本人には信じ難い光景と思われますが、どちらも真実のインドネシアであると思います。
このような生活を強いられている人達の割合は年々少なくなっていると報じられていますが、未だに存在することも事実なのです。
大統領や知事を始めとするインドネシア共和国の指導層に対して、改めてパンチャシラの精神を思い出してもらえることを願います。