2018.04.24
最近のニュースに私的コメント
外国人労働者就労許可緩和の行方
ジョコウィ大統領が3ヶ月間の準備期間の後に外国人労働者の就労許可手続きを緩和すると発表してから色々な方面から批判が出ている。
一番多いのは、これは中国からの投資を促進するためで、投資も増えるが間違いなく中国人労働者が急増してインドネシア人の就労機会が奪われるという懸念である。
その逆の意見として、実質的に従来と変わる所は無く意味が無いというものである。
私は前者の意見に同意するが、どうもジョコウィ大統領は親中の気配が強く、このままでは二期目を狙う2019年の大統領選挙も危ないのではないかと思う。
中国政府が推し進めている一帯一路政策は関係国からの批判が出始めており、経済協力の仮面を被った覇権の一環であることがインドネシアの国民にも知れ渡った時の事を考えているのだろうか。