2018.07.27
コンサルタントの独り言
コンサルタントを映画製作に譬えると
コンサルタントと聞くと一見ハイカラ(死語?)に思えるかもしれないが、コンサルタントと言っても色々な分野があり、私の本業である中小企業のインドネシア進出支援は、もしも映画製作に関わる人達の中の誰かに譬えると、多分脚本家ではないかと考えている。
監督はその会社の社長であり、出演俳優はその会社の社員達で、主演俳優は現地法人の社長だろう。工業団地は劇場であり、工場建設のゼネコンはさしずめ大道具と言ったところだろう。銀行、公認会計士、法律事務所などは無理矢理に衣装、照明、音響としてしまう。
そう考えると、若い頃には主役を演じていた時代もあったのだ。確かにあの頃は何か華やいだものを感じていた。
しかし今は脚本家として支援する会社のインドネシア事業が成功するためのシナリオを描き、時には修正し、時には書き直すことを生業としている。
そしてその映画が完成し、各地で公開される頃には既に自分の役割は終わっている。達成感と幾ばくかの淋しさを残して次の脚本を描き始める・・・・ちょっとキザなブログでした。