昭和の日本と今のインドネシア

　日本は1964年の東京オリンピックを境に経済の急成長を遂げたが、その大きな背景として東名・名神の高速道路開通と、東海道新幹線の開通があったと確信している。
　インドネシアはジャワ島縦断の高速道路を2018年末までに完成させると言っている。距離は丁度東京・大阪に匹敵するため、まさに東名・名神高速道路の開通に値すると思っている。
　そして日本の支援を受けて始めようとしているジャカルタ・スラバヤ間の高速鉄道の設置はまさに東海道新幹線の開通に匹敵する。
　現在のインドネシアのGDPは当時の日本のGDPとほぼ同じである。そして似たような二つの巨大物流インフラが出現しようとしている。
　ジョコウィ大統領は2032年のオリンピックをインドネシアで開催することを目指すと言明している。決して夢物語ではないだろう。
　日本企業には腰を据えてインドネシアに滞在し、夢を共有出来る出来ることを願っています。