2019.03.06
インドネシアの耳より情報
極楽天国とはインドネシアのこと??
インドネシアから帰国して一番強く感じたことは、日本は四季折々の移り変わりが日本人を働き者にしているということです。寒い冬が過ぎて春が来たかと思うとすぐに暑い夏になり、夏が終わり秋が訪れたかと思うとまたすぐに寒い冬がやって来ます。
特に冬支度として衣類や暖房の準備をしておかないと、下手をする凍えて死んでしまいます。これを毎年繰り返すのですから嫌でもせかせかと働く癖がDNAに刻まれたのだろうと思います。
しかしインドネシアでは乾季と雨季の変化はありますが、一年中が30度前後の気候で、冷房はないと辛いのですが、冬支度のために衣類や暖房の準備をしなくても良いので、生活は本当に楽でした。帰国した年は猛暑の真夏で、その暑さには全く参りました。そして迎えた最初の冬は着る者も十分になく、家族全員揃って風邪をひいて枕を並べて寝込む有様でした。
日本と比べるとGDPは1/5、一人当たりの所得は1/10で、失業率も高いのですが、ジャワの伝統文化である相互扶助やイスラムの教えに基づく助け合いの習慣など、数字では現せない豊かさがあります。
17世紀から20世紀にかけてはオランダの植民地として辛い歴史もありましたが、国を挙げて独立を祝う8月17日の高揚感は外国人の私にも感動を与えてくれます。
そして全土に広がる雄大な自然は極楽天国に誘ってくれる神様からの贈り物です。
インドネシア観光促進ビデオ Wonderful World