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2019.03.22 インドネシア訪問日記

インドネシアとシンガポールでGDPの成長を実感

一週間の中でジャカルタとシンガポールを往復しました。シンガポールは年に一回くらいの割合で訪問するのですが、ジャカルタから移動した際のChangi空港の利便性の良さ、街中の清潔さにはいつもながら溜息が出ます。

そして同時にタクシーの料金の高さ、食事の料金の高さ、ホテル代金の高さにも溜息が出ます。感覚的に日本の二倍はするのではなかと思います。

食事代金の高さはジャカルタも負けてはいません。日本食レストランで普通に食べてお酒を飲むと、間違いなく日本よりも高いのです。場合によっては日本の倍近くします。

Japan as number oneと騒がれた1980年代は日本円の価値が高く、ジャカルタでもシンガポールでも日本に比べると安いなあと痛感したものでした。

逆に今は日本に比べて高いなあと感じるのは為替レートのせいではなく、世界中のほとんどの国々が普通に経済成長を続けて来たのに反して、日本だけはこの20年間にわたりデフレのせいでゼロ成長であることが原因です。

もしも今年の秋に消費税が8%から10%に引き上げられると、ゼロ成長どころかマイナス成長の時代がさらに長く続くことは間違いなく、昔はインドネシアの人達が日本に来ると物価が高くて驚いたように、今後はインドネシアに来た日本人が物価の高さに驚くようになるかもしれません。

シンガポールに行ける日本人は一部の金持ちに限られることになるかもしれません。出るのは溜息ばかりです。