2019.06.26
コンサルタントの独り言
インドネシア語か英語かそれとも日本語か
インドネシアで仕事をする日本人は何語でインドネシア人社員とコミュニケーションを図るべきか、色々な考え方があるようです。
(1)郷に入りては郷に従えでインドネシア語を使うべきである。
(2)お互いに共通して理解出来る英語を使うべきである。
(3)日本の会社であるから日本語を使うべきである。
現地法人の目的や環境により一概には言えないのですが、私は基本的にはインドネシア語を使うべきであると考えています。
理由としては、
(1)インドネシア語は習得するのがとても簡単である。
(2)日本語は習得するのがとても難しい。
(3)英語はお互いにとって外国語のため、本音を伝えるのが難しい。
(4)日本語や英語を重視すると、仕事の能力よりも言語能力で人事を決めてしまう恐れがある。
なによりも、日本の会社だから日本語を話せというのは、植民地政府が自国言葉を強制的に使わせた時代を連想してしまい抵抗感があります。
他人の庭を貸してもらっている日本人がインドネシア語を勉強してコミュニケーションを豊かにすることが、謙虚さを好まれる日本人らしくて良いと思うのです。