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2019.08.19 インドネシア進出準備

インドネシアの輸入税率を確認する方法

インドネシアに日本から物品を輸出する際のインドネシア側での輸入税率を確認する手順は、①HSコードの確認、②輸入税率の確認、③特恵関税の確認となります。

もし現地に関係者が居る場合は、サンプル又はカタログ、そして仕様書などを用意して、東ジャカルタ市内Jl.Jenderal A Yani (By Pass) Rawamangunにある税関総局(Direktorat Jenderal Bea Dan Cukai)の相談センターを訪問して、そこの窓口で担当者に直接問い合わせるのが最速で正確と思われます。

しかし、その当てが無い場合は、次の方法でネット上から情報を取得出来ます。

①HSコードの確認

HSコードとはHarmonized Systemの略語で、6桁以上からなる物品の識別コードですが、最初の6桁は世界共通で、これを基に物品を特定して税率が決められます。

従って下記の日本の税関が公表している品目表から該当するコード番号を特定すると、上6桁は世界共通のコードとして使えます。
http://www.customs.go.jp/yusyutu/2019_4/index.htm

②輸入税率の確認

下記のインドネシア税関総局の検索画面でHS Codeを選択し、上記で特定された上6桁のコード番号を入力してSubmitをクリックするとそのコードに該当するTAX列に税率が表示されます。
http://www.beacukai.go.id/btki.html

③特恵関税の確認

下記のJETROのサイト上で登録してから、FedExが運営しているWorld Tariffのデータベースから確認出来ます。
https://www.jetro.go.jp/theme/export/tariff/

World Tariffのデータベースに直接登録すると1件の検索について700円が課金されます。