インドネシアの世界的な国家目標

2019年10月20日にジョコウィ大統領の二期目の政権がスターとしました。

今後の基本政策以外にも、独立100周年の2045年を見据えた、色々な世界的な国家目標が以前から発表されていますので再確認してみたいと思います。

2030年:インドネシアを電気自動車の製造拠点国にする。

2032年:インドネシアでオリンピックを開催する。

2045年:ジャカルタから東カリマンタンへの首都移転を完成させる。

2045年:世界の5大国入りを果たす。

これらの背景となる経済成長を2045年の米国、中国、そして日本の実質GDP推測値で比べてみました。

図は2017年の実績値に1990年～2017年の成長率に基づく私の予測成長率を掛けたものです。

  米国 中国 日本 インドネシア
1990-2017成長率 2.22% 6.86% 1.73% 5.07%
予測成長率 3.00% 6.00% 0.00% 7.00%

少しバイアスは掛かっていますが、日本を抜き去って世界の5大国入りを果たすという意気込みが伝わって来ます。