2019.11.11
インドネシアの耳より情報
コンビニとの取引は敷居が高い
インドネシアのコンビニやスーパーの棚に商品を置いてもらうにはバックリベートの敷居が高いと言うことを耳にして来ました。
先日、インドネシアの二大コンビニであるIndomaretとAlfamartの社長を歴任して両社の店舗拡大を成功させ、今は新たな事業に取り組んでいる人物と食事をする機会がありました。
氏の説明によると通常は25%の売上利益を要求するが、この他に25%の販促費を別に要求されるとのことでした。
バックリベートと言われるものは多分後者の販促費のことを差すのでしょう。
要するにRp.10,000で販売される商品はRp.5,000で納品しなくてはいけないことになるのです。
また、ある別のコンビニのマーケティング責任者は、棚に置ける商品の価格の上限はUSD2.00とも話していました。
インドネシアのコンビニはIndomaretとAlfamartの二社がほぼ支配しており合わせて30,000店舗あるそうです。
日本国内のコンビニの店舗数は大手三社が支配的で約60,000と言われています。
30年弱で30,000店舗まで拡大させた氏の力量には敬服しました。