2020.01.27
インドネシアの耳より情報
スカルノハッタ国際空港の旅客収容能力増大
インドネシアの国際的な玄関口であるスカルノハッタ国際空港に第4ターミナルを2024年に完成させて年間旅客収容能力を現在の60百万人から100百万人に増やすそうです。
1985年に第1ターミナルが完成してからほぼ40年で10倍の収容規模になる訳です。
因みに2018年の空港別年間旅客数では、1位アトランタ空港107百万人、2位北京空港101百万人、3位ドバイ空港89百万人、4位ロサンジェルス空港88百万人、5位羽田空港87百万人でスカルノハッタ空港は18位65百万人で19位のシンガポールのチャンギ空港とほぼ同数でした。
場所はこれまでゴルフ場だったところになるようで、第1滑走路と第2滑走路および昨年末から共用を開始した第3滑走路を結ぶ誘導路もほぼ完成しているようです。
少し気になるのが新しい誘導路を挟んだゴルフ場の東側にあるHotel Bandara International(旧Sheraton Hotel)で、帰国直前の商談などで時々コーヒーショップに立ち寄るのですが、建物と従業員の荒廃振りには目を覆いたくなります。
それと、空港管理会社に是非お願いしたいのは、ハード面の能力向上だけでなく、利用者に対するサービスと便宜の改善も真剣に考えて欲しいということです。
ヒントはお隣のチャンギ空港や羽田空港にいくらでもあるはずです。