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2020.03.06 コロナ問題 最近のニュースに私的コメント

島嶼国家インドネシアらしいコロナウィルス対策

コロナウィルス隔離島

インドネシアは一万五千前後の島々からなる島嶼国家として有名ですが、コロナウィルス対策として感染の疑いがある集団を離れ小島に隔離する施策を実行しています。

最初に行われたのは、武漢に留学していた200名以上の学生を、西スマトラの遙か彼方にあるナトゥナ島の空軍基地で隔離検査したことでした。

現在行われているのは、横浜に停泊しているプリンセス・ダイアモンド号のインドネシア人乗務員68名を、ジャカルタ湾沖にあるブラウスリブ諸島の一つ、スバル島での隔離検査です。

そしてこれから出て来るであろう国内での感染者を隔離治療するために、バタム島の南に隣接するガラン島に千名を収容出来る病院を準備しています。

この島は以前、ベトナムからの難民を収容したところで、当時の仮設病院を修理して活用するとのことです。

実は日本も六千近くの島々からなる世界に名立たる島嶼国家なのですが、聞くところによると強制的に離れ小島に隔離するための緊急時対応の法律が無く、政府も手が出せないらしいのです。

日本とインドネシアのどちらが良いのか・・・難しい問題です。