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2020.05.15 インドネシアでの仕事のアドバイス

SWOT分析の利点

インドネシア進出事業 SWOT CROSS分析シート

新たなプロジェクトに着手する際に、それを進める上での強み・弱み・機会・脅威を事前に分析し、取り組むべき課題に優先順位を付けることが良く行われます。

強み・弱み・機会・脅威は英語ではそれぞれ、Strength, Weakness, Opportunity, Threatの用語が使われ、これらの頭文字を取ってSWOT分析と呼ばれています。
対象とする分野は色々とありますが、例えばインドネシア進出に際しては、市場開拓・商品開発・顧客管理・製造販売・財務・人材について分析してみると良いでしょう。
これら五つの分野について強み・弱み・機会・脅威を抽出した後に以下の様にそれぞれをクロスさせてみます。
強みと機会の双方の要因から、大きな効果が期待出来るため、最優先で実現すべき課題を、強みを活かす戦略としてそれらがクロスする欄に記入します。
強みと脅威の双方の要因から、問題発生の防止策を取りながら順次実現すべき課題を、脅威を最小化する戦略としてそれらがクロスする欄に記入します。
弱みと機会の双方の要因から、弱点に対する強化策を取りながら順次実現すべき課題を、弱みを克服する戦略としてそれらがクロスする欄に記入します。
弱みと脅威の双方の要因から、致命的と思われるので最優先で対策を取るべき課題を、危険・危機における戦略としてそれらがクロスする欄に記入します。
最後にこれら四つの戦略を整理して総合戦略として事業計画の目的とします。
インドネシアに進出するかどうか悩んでいる中小企業の皆様が、漠然とした不安や期待をSWOT分析で整理し、正しい判断が下せることと思います。