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2021.01.21 最近のニュースに私的コメント

インドネシア旅客航空機事故の記録

インドネシア旅客航空会社別死亡事故発生件数推移

今年の1月9日の午後、Sriwijaya航空182便がジャカルタからカリマンタンのポンティアナックに向けて離陸して間もなく、3000メートル上空からジャカルタ湾に墜落して、乗員乗客合わせて72名全員が犠牲となり、今日時点でも捜索が続けられています。

インドネシアの航空会社の数は格安航空会社LCCを主体として2000年以降に急増しましたが、それに比例して犠牲者を出す大事故も増えて来ています。
1967年以降の事故記録によると、この53年間の発生件数は33件で、ほぼ隔年に1件の割合で犠牲者を伴う大事故が起きています。
因みに今回のSriwijaya航空機事故犠牲者に対する補償最高額は約一千万円のことで、インドネシアの物価に換算すると一億円に相当します。
しかし、万が一日本人である私がこの事故の一犠牲者であったとしたら、一億円前後の日本の航空会社と比べ、一千万円では家族が可哀想だと思った次第です。