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2021.03.04 最近のニュースに私的コメント

インドネシアの小売業界の全体像

インドネシア中央統計局から、2020年小売業ディレクトリーが発行されました。
これは40,411の小規模小売店、大店舗小売店、製造小売店、その他を、島別にリストアップしたもので、実際に営業活動をしているのがコロナ前の58,644社に比べて大きく減っていることも明示しています。
これらの中、72.1%が地域内での営業で、27.9%が地域を超えて営業しています。
また、オンラインビジネス(EC)を展開しているのは13.88%で、86.11%はまだ展開していません。
セルフサービスでの営業形態は29.17%で、71.83%はまだノンセルフサービスです。
これに対して首都ジャカルタを見てみると、店舗数は1,868で全体の約20%ですが、地域を超えて営業しているのが34.42%、オンラインビジネス(EC)を展開しているのは35.12%、そしてセルフサービスの形態を採っているのが49.36%となっています。
オンラインビジネス(EC)の内訳は、SNSが523社、ウエブサイトのバナーが187社、マーケットプレイスが337社、自社サイトが337社でした。
店舗数が最大なのは東部ジャワ州の6,785で、最少なのは北部カリマンタン州の99でした。