メガワティ女帝が引退か？

インドネシアの独立を宣言したスカルノ大統領の長女で、第四代大統領を務め、現ジョコウィ大統領をソロ市長から首都ジャカルタ特別州知事へ、そして大統領に押し上げたインドネシア闘争民主党のメガワティ党首が引退の意向を示したとのニュースが流れています。

確かに既に74歳と高齢で、肥満体質でもあるため健康面での不安はあるにしても、突然の意向表明はどんな背景があるのでしょうか？

ユドヨノ前大統領の支持基盤である民主党が内部分裂を起こして、毎日そのニュースで世の中が騒いでいることに逆に危機感を抱いたのだろうか。

それとも民主党の内部抗争は国会の議席数を減らす一方の事態を巻き返すための狂言で、与党の闘争民主党はそのことに気付いて焦り出したのだろうか。

不謹慎かもしれませんが、インドネシアの政界の動きはとてもダイナミックでドラマチックです。

それに比べても密室でこそこそと用を足す日本の政界のなんとつまらないことか。