2021.12.21
インドネシア中央統計庁報告
インドネシアの電力事情は脱炭素に対応出来るのか
COP26首脳会合でジョコウィ大統領は2030年までにインドネシアの温室効果ガス排出をネットで低下させ、遅くとも2060年までには二酸化炭素ネット排出量ゼロを達成する目標を示し、従来示していた2070年から10 年前倒しました。
しかし現在の発電容量の約90%は石化燃料を使っており、これをどうやってゼロまで削減するのか、それとも数字のマジックでもあるのか疑問です。
COP26などの環境対策の裏に秘められた国際政治の策略を知らないはずはないと思いますが、あまり先進国の仲間入りに前のめりにならないことを望みます。