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2022.01.19 最近のニュースに私的コメント

インドネシアのエンゲル係数と賃上げ闘争

エンゲル係数とは一家の総支出額に占める食費の割合で、お金持ちほど数値は小さくなると言われています。
因みに最近のデータによると、インドネシアは平均40%、日本は平均25%となっています。
インドネシアの2021年の1ヵ月1人当たりの食費は中央統計局から報告されており、都市部でRp.681,278、農村部でRp.545,942となっています。
仮に一家族6人で試算すると、都市部で約Rp.2,700,000、農村部で約Rp.2,200,000となります。
そしてエンゲル係数から逆算した生活費総額は都市部で約Rp.6,750,000、農村部で約Rp.5,500,000となります。
今年の最低賃金は都市部でおよそRp.4,500,000、農村部でだいたいその半額ですから賃上げ闘争はまだまだ続くと考えてよさそうです。