次期大統領候補は2024年の総選挙で党のために闘う人でないと・・・

インドネシア共和国初代大統領の故スカルノ氏の孫で、第4代大統領で現職のジョコウィ大統領の支持政党であるインドネシア闘争民主党党首のメガワティ氏の娘と言う、筋金入りの政治家の血統を受け継いだポアン氏は現職の国会議長です。

その彼女が『次期大統領候補は2024年の総選挙で党のために闘う人でないといけない』と言明したことで、総選挙と大統領選挙に向けた騒ぎが一段と大きくなっています。

この言い分は裏を返すと、現職のジョコウィ大統領はインドネシア闘争民主党のために闘っていないとも取れます。

任期満了まで2年を切り、もしかしたら憲法を変えて大統領の任期を3期にしたいと考えているかもしれないジョコウィ大統領にとって、またしても頭の痛い話かもしれません。