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2022.08.22 最近のニュースに私的コメント

国家警察の体制問題に発展しそうな警官射殺事件

国家警察の将官宅で警官同士の撃ち合いがあり、将官付きの警官が射殺された事件から1ヵ月半になりますが、調査が進むにつれて予想外の展開となり国家警察の重大な体制問題に発展しそうです。
果たして陸海空の国軍は大丈夫なのだろうか。
ジョコウィ政権誕生以来、桁外れの汚職問題が発覚するのを見ていると、国のタガが緩んでしまっているのではないかと心配になります。
これまでの経緯を簡単に辿ってみます。
1.国家警察の将官宅で警官同士の撃ち合いがあり、将官付きの警官が射殺される。
2.射殺された警官の家族が人権団体を通して、検視結果に異存があるとして、遺体を墓から掘り出して再度検死を行う。
3.再検死の結果、銃撃戦による死亡ではなく、後ろから射殺されたとの疑いが生じ、現場検証のやり直しが行われる。
4.現場にいた同僚の警官が自分が射殺したと名乗り出る。
5.しかし、その自白は矛盾が多く疑惑はさらに大きくなる。
6.将官の夫人と射殺された警官の不倫問題が明らかになる。
7.将官が犯罪事件証人保護機関に数千万円の多額の賄賂を提示していたことが明らかにされ、汚職撲滅委員会KPKも捜査に乗り出す。
8.将官は数百億円の資産を持っていたことが明らかになる。
9.射殺は将官が指示して、自分でも撃っていたことが明らかになる。
10.将官は配下の中隊80名をこの事件に関わらせていたことが明らかになる。
11.膨大な資産を蓄え、組織を私利私欲に利用出来る国家警察の体制が疑問視され始める。