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2022.09.24 最近のニュースに私的コメント

絶えることのない巨大汚職

今年に入ってからも巨大な汚職が汚職撲滅委員会(KPK)により暴かれています。
数兆円規模の賄賂を使ったとして検挙された華僑の実業家は臆することもなく、金儲けのコツをKPKの職員に説教している様子が報道されていました。
自分の妻に暴行を働いたと疑われる部下を、配下の警察官部隊を使い殺害した国家警察の将官は、数千億円の資産を蓄えていたことがKPKにより暴かれ、管内ではATM将官と呼ばれていたそうです。
そして最近では昨年のスポーツアジア大会を開催したパプア州の州知事が、政府予算を使ってシンガポールのカジノで数千万円を使ったとしてKPKから呼び出しを受けています。この人も50億円前後の不正蓄財をしていると疑われています。
大多数の国民が一ヵ月数万円で生活している一方、一部の政府高官は億円単位の金を着服しているこの国は、昔から政府予算の半分がどこかに消えて無くなると言われて来ました。
目覚ましい経済成長を続ける一方で蔓延する汚職・共謀・縁故主義(KKN)はこの国の文化としてこれからも存続するのだろうか。