メガワティ女帝は健在なり

2024年の大統領選挙は約1年後の2月14日に投票が行われますが、それにに向けて各政党や候補者は本格的な選挙活動に入って来ているようです。

今日1月10日にはジョコウィ大統領の支持基盤であり、最大与党のインドネシア闘争民主党の党大会が開催されました。

党首は言わずとも知れたメガワティ・スカルノプートリで、初代大統領スカルノ氏の長女であり、短期間と言えども第4第大統領を務め、ソロ市長だったジョコウィ氏をジャカルタ州知事から大統領にまで押し上げた政治力は、今でも衰えを見せていないことを証明する場となったようでした。

数万人の党員の前で『我が党からの次期大統領候補を決めるのは私だ』と大見えを切る迫力は77歳を迎える老人のものとは思えない気迫に満ちたものでした。

そこには『我が党からの次期大統領候補を決めるのは私だ』と言うよりも『この国の大統領を決めるのは私だ』と言わんばかりでした。

老害にならないことを祈っています。