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2023.02.20 インドネシアの耳より情報

eVOAの欺瞞

2月19日のスカルノハッタ空港にはeVOAを持っている人達がたくさんいたのですが、それでも全ての書類を提示するように言われ、一人一人のチェックに時間をかけるため、6個所あるVOA入国窓口は長蛇の列で30分以上は並びました。
逆に通常の外国人用審査窓口はあっと言う間に空いてしまい、何人かの白人がなぜ空いているカウンターを通してくれないのかと詰め寄っている姿もありました。
因みに私が求められた書類は以下の通りでした。

1.パスポート
2.eVOA
3.日本からの搭乗券
4.帰りの航空券
5.ホテル予約確認書
6.ワクチン接種証明書
7.旅行者障害保険契約書

書類に不備があるのか、延々と問い質されている人も見かけられました。
そして『追加料金を払えば次回の入国では特別ルートで待たずに通してあげる』と言い寄って来る怪しいエージェント。
ジョコウィ大統領の『投資に貢献してくれる外国人の入国に悪いことをするな』との怒りの鶴の一言で変わったと期待された入国審査も、基本的には何も変わっていないことが良く分りました。
そもそもアセアン主要国では30日の滞在であれば、ビジネスであってもビザは要らないのに、どうしてアセアンの盟主と言われているインドネシアだけが未だに必要なのか、ジョコウィ大統領にはそこのことを考えて欲しかったものです。
落胆しました。