2023.05.04
最近のニュースに私的コメント
環境保護で成長を止めた日本の轍を踏むのか
インドネシアの最近のテレビ広告には、家庭ゴミを分別して捨てようと言うものがいくつか出て来ました。
また、脱炭素に取り組むと言う政府や民間の活動も多く報じられるようになって来ました。
まるで1990年以降に日本が国を挙げて始めたような、行き過ぎた環境保護運動を思い出させます。
日本はこれまでの30年間に、このために数十兆円の国家予算を費やしたと言われ、一方では緊縮財政と称して増税と公共事業の縮小を推し進め、気が付けば経済成長率は内乱が続くリビアと同じ世界最低レベルになっています。
この間、欧米や中国は、口では環境保護を唱えながら、実際はほとんど何もせず、技術開発などで経済成長を達成して来ました。
お人好しの日本人は完全に騙されたと言うしかありません。
日本人と共通点の多いインドネシア人も気を付けないと、過渡の環境保護政策は折角勢いが付いた経済発展を、台無しにしてしまう恐れがあります。
国家主権を優先し、国民の幸福を第一に考える指導者が、次期大統領として選ばれることを願って止みません。