恐るべし中国の攻勢

2023年6月27日付のじゃかるた新聞によると、ルフット・パンジャイタン海事・投資調整大臣は、ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道に続き、ジャカルタ-スラバヤ間の高速鉄道も中国に発注したい旨の発言をしたそうです。

ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道では契約直前での中国への変更で、日本側を騙したと言っても良い進め方に少しは反省したのか、ジャカルタ-スラバヤ間は日本に発注することを前提に計画を進めていたはずです。

しかしまたもや手のひら返しを行うのであれば、日本としてもそれなりの対応が必要でしょうが、今の日本政府の腰抜け状態では何も期待出来ないでしょう。

それにしても、天皇皇后両陛下の最初の外国訪問として伺った直後のこの発言は、ジョコウィ政権は明らかに日本を軽んじている証拠です。

ジョコウィ大統領の提灯持ちとして何度も中国を訪問していたルフット氏は、おそらくハニートラップに掛かっているのでしょうが、インドネシアにおける日本締め出しの中国の攻勢は恐るべきものです。