誰も猫の首に鈴を付けるのは怖い

ジョコウィ大統領の妹の夫で、憲法裁判所の裁判長として、甥である大統領の長男が、副大統領候補として登録されるのは、年齢制限に抵触するが、ソロ市長としての実績があるので例外とすると判定を下したことに対し、憲法裁判所名誉委員会は裁判長の免職を言い渡しました。

しかし、肝心の大統領の長男の副大統領候補としての資格問題については、選挙監視委員会の判断に委ねるとの見解を示し、この問題に言及することは避けました。

選挙監視委員会は既に正式に立候補を認めているので、今更これを撤回するのは難しいでしょう。

件の裁判長も、解任には抵抗すると発言しており、結局のところ、大騒ぎした割には何も変わらないことになりそうです。

大統領に対する批判をかわすための、ただのガス抜きだったのかもしれません。

これかもお祭り騒ぎは続きそうです。