2024.01.28
最近のニュースに私的コメント
ある日本人の儚い希望
今回の大統領・副大統領選挙活動を通じて、もしも裏にこんな背景があるといいのになあと考えていた、儚い希望は以下のような筋書きです。
ジョコウィ大統領はインドネシアを汚職の無い、アセアンの優等生にしたいと強く望んでいた。
しかし、バックにいる姑のようなメガワティ党首は、自党の政治家最も多く汚職撲滅委員会KPKに逮捕されるや、KPKの権力を弱めることを指示して来たのには、耐えられなかった。
また、アセアン諸国の中でも、ラオス、カンボジア、ミャンマーは既に中国の属国と化し、マレーシアも危ないところまで行った。
インドネシアでも、社会主義者とてインドネシア共産党のクーデターを許したことで失脚した、初代大統領スカルノ氏の長女メガワティ党首は、事あるごとに親中政策を要求して来る。
そのため、国家的プロジェクトの多くは中国の一帯一路に組み込まれることになり、アセアンの優等生になる道はどんどん危うくなりつつある。
加えて、G20の議長国を務めたり、グロバルサウスと言われる新たな国際勢力の中で存在感を示すには、中国の属国になる訳には行かない。
しかし、大統領の任期がもうすぐ切れる自分に出来ることは限られているので、自分の政権下で国防大臣を務めてくれたプラボウォ候補と組んで、引退後も影響力を発揮するために、自分の長男を副大統領として差し出すことにした。
これで、自身と長男の人気で、プラボウォ候補に多くの票が集まれば、大きな貸を作ることになる。
一方で、メガワティ党首と決別して、彼女が支持する大統領候補を打ち負かすことで、姑とのしがらみから解放されることになる。
そして、新幹線の一件以来ぎくしゃくしている日本との関係を、以前のような相互補完の正常なものに戻し、力を合わせて新しい世界秩序に対処していきたい。