ジョコウィ内閣が危ない

2月1日に、政治・治安・法律調整大臣で、ガンジャル次期大統領候補の副大統領候補である、マーフド氏が閣僚を辞任しました。

その理由としては、大統領・副大統領選挙活動に専念したい、彼らの支持基盤である、インドネシア闘争民主党を裏切ったジョコウィ大統領に対する当て擦り、年齢規定を無視したジョコウィ大統領の長男の副大統領立候補など、ジョコウィ大統領の政治倫理を批判することでの、自陣の支持率向上など、色々と推測されていますが本当のことは本人しか知らないでしょう。

問題は、彼の辞任を契機に、他の閣僚の中にも追従する者が出て来るのではないかと懸念されていることです。

有名な大学の学者達が、ジョコウィ大統領の政治倫理を問題視して、退陣を要求している中、他の閣僚達がどのような動きに出るのか注目されます。

以下は政党別に見た、今回の大統領・副大統領選挙での支持勢力別閣僚人数ですが、ジョコウィ大統領が支持するプラボウォ・ギブラン候補以外の、アニス・ムハイミン候補支持政党所属、ガンジャル・マーフド候補支持政党所属、そして無所属の閣僚は27名もいるため、また暫く騒がしくなりそうです。

プラボウォ・ギブラン候補支持政党所属　8名

アニス・ムハイミン候補支持政党所属　　4名

ガンジャル・マーフド候補支持政党所属　5名

無所属　　　　　　　　　　　　　　　 18名