2024.02.02
最近のニュースに私的コメント
大学を通じた反撃か
インドネシア大学を始めとして、いくつかの有名大学の教授陣が、ジョコウィ大統領の次期大統領・副大統領選挙に対する縁故主義支援は、インドネシアの民主主義を破壊するものだとして、非難する動きが広がっているようです。
ジョコウィ大統領が公然と支持する、プラボウォ・ギブラン候補の対抗勢力である、恩をあだで返された恨み骨髄の、ガンジャル候補を指示するインドネシア闘争民主党の、メガワティ党首が裏で画策していることも推測されます。
今のままだと、プラボウォ・ギブラン候補が初回戦で50%以上の票を獲得して当選する可能性もあるため、何とかして50%未満に抑えて、二つの対抗勢力が結束して、6月の二回戦に持ち込み、その間のネガティブキャンペーンで逆転することを画策しているのかもしれません。
いずれにしても、ジョコウィ大統領は自身の政治力を過信するあまり、最後の最後にドジを踏んだと、後悔しているのかもしれません。
2月14日の投票で、インドネシア国民がどのような裁定を下すのか、日本には無い、ダイナミックな選挙活動の結果がとても楽しみです。