猫の首に鈴を付けることは出来なかった

総選挙実施名誉委員会DKPPは、大統領選挙を仕切っている総選挙委員会KPUに対し、厳重警告を出しました。

憲法に定める大統領・副大統領の年齢制限40歳を満たさない、ギブラン候補を登録したことがその理由のようです。

しかし、ギブラン候補の登録そのものを、無効にするものでは無いとしました。

ギブラン候補の年齢問題を例外扱いとして、憲法裁判所裁判長を倫理上の問題で、解任処分にした憲法裁判所名誉評議会MKMKも、ギブラン候補の登録そのものを、無効にするものでは無いとしました。

最後に残る総選挙監視庁BAWASLUも、近いうちに叱責を受けるかもしれません。

しかし何れのケースも、鈴は鳴らしてみるものの、現職大統領である猫の首に鈴を付けることは出来ないようです。

これら一連の処分の裏には、ジョコウィ大統領に対して恨みつらみの、メガワティ党首の圧力があるのかもしれません。

しかし、泣いても笑っても、投票日まで残されたのは8日だけです。

最後に国民がどのように判断するのか、とても興味深い選挙です。