次期大統領選挙結果の不正の是非を国会で決めるのか

先の次期大統領選挙で敗北した推測される、ガンジャール候補とアニス候補の陣営は、選挙に不正があったとする件について、国会で投票するべきであると主張し始めており、泥仕合は益々深みに嵌る感じです。

現在の国会での議席数は、当選確実のプラボウォ支持の政党勢力に対し、アニスならびにガンジャール支持の政党勢力が2倍近くになるため、下手をすると不正があったとすることが可決され、選挙結果が無効とされる可能性あり、ジョコウィ大統領を筆頭にするプラボウォ陣営は必至の抵抗をすることでしょう。

この泥仕合の原因を作ったジョコウィ大統領も、事態がここまで深刻になるとは恐らく予測しててなかったでしょう。

支持率80%を背景とする自信過剰が生み出した、院政への執着と、息子可愛さが生んだ、インドネシアの歴史に残る汚点になることでしょう。