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2024.03.19 最近のニュースに私的コメント

国会は新首都に行きたくないと発言

首都移転はプラボウォ次期大統領も方針を継承するとしていますが、ここに来て国会が新首都には行きたくないと言い出しました。

現在の国会で最大議席を占める、インドネシア闘争民主党が主導する、ジョコウィ大統領とプラボウォ次期大統領に対する嫌がらせかもしれません。

しかし、ジャカルタ市民の90%が移住したくないとする調査結果もあることから、国民の70%以上が指示するジョコウィ大統領の方針とは言うものの、やはり自分は行きたくないと言うのがほとんどの国民の多くの本音なのかもしれません。

仮に全ての施設が完成したとしても、ボルネオ島のジャングルの中の、陸の孤島のような都市に住むよりも、洪水、渋滞、そして大気汚染はあっても、大都市圏の中心であるジャカルタに住む方が良いと考えるのが人情なのかもしれません。

昨年末のブログにも書きましたが、ジャカルタの西隣の南タンゲラン市のBSD地区に移転した方が現実的で効率的と思うのですが、もはや手遅れでしょう。

スカルノ大統領、スハルト大統領も同じ場所に首都移転を企画しながら、結局は諦めた経緯を知りたいところです。