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2024.03.21 コンサルタントの独り言

プラボウォ次期大統領の最大の使命

3月20日の選挙結果の最終報告で、次期5年、あるいは10年の次期大統領はプラボウォ氏に決まりました。

氏は今のところ、選挙運動を支援してくれた、ジョコウィ大統領の方針を受け継ぐ意思を示しています。

その主なものとしては、2045年の首都移転完了、EVの世界供給拠点実現、2045年に世界第5位の経済大国実現などです。

これに対して世界情勢は大きくパラダイムシフトを起こしそうな状態にあります。

国際社会をリードして来たG7が社会の矛盾を抱えて弱体化し、代わりにBRICsを核とするグローバルサウスが台頭しつつある中で、G20のメンバーという関係でG7寄りになるのか、それともイスラム機構を通じてグロバルサウス寄りになるのか、恐らくプラボウォ次期大統領は決断を迫られるのではないかと推測されます。

一方、これまではG7のメンバーとしての立ち位置を維持して来た日本政府も、ここに残るのか、グローバルサウス側に付くのか、それとも中立的な立場を選ぶのかを迫られる日が来ると思われます。