漂流するジョコウィ大統領

任期を残り5ヵ月としたジョコウィ大統領が、引退後はいずれの政党に身を寄せるのか、色々と噂が飛び交い、恰も漂流しているような印象を与えています。

大統領選挙の支持を巡って裏切った古巣のインドネシア闘争民主党からは除名され、そこに次いで国会の議席数を持つゴルカル党からも実質的に断られた形になっています。

次期大統領のプラボウォ氏が党首を務める、議席数第三位グリンドラ党に身を寄せる話は何故か全く出て来ないのも不思議ですが、両氏の間に何か取り決めがあるのかもしれません。

そして出て来たのが、次男を党首に据えたインドネシア連帯党に身を寄せる話です。

しかし、総選挙では2.8％しか獲得出来ず、国会の議席を持てなかった弱小政党に籍を置いて何が出来るのか良く判りません。

潔く政界から身を引いた方が、歴史上の評価が良いと思うのですが・・・。