2024.05.04
最近のニュースに私的コメント
有毒な人物は入閣させるな
ジョコウィ大統領の右腕として活躍して来た、ルフット海事・投資問題調整大臣は、我々に損害を与える有害な人物は入閣させるべきではないと、プラボウォ次期大統領に忠告しました。
有害な人物とは具体的に誰なのか?
10年間のジョコウィ大統領政権では、6名の大臣が汚職で逮捕されましたが、彼らの様な人物を言っているのでしょうか?
違うでしょう。
次期副大統領であるギブラン氏が、元々所属していたインドネシア闘争民主党の、メガワティ党首を入閣させる条件で、連立政権に参加するよう説得すると発言した直後の忠告だけに、メガワティ党首を示唆していることは明らかです。
メガワティ党首が入閣して、インドネシア闘争民主党が連立政権に参加した場合、彼女を裏切って自身の長男を副大統領に据えた、ジョコウィ大統領の居場所は完全に無くなるでしょう。
それを予測しての、ルフット氏一流の忖度発言と捉えるべきでしょう。