2024.06.01
最近のニュースに私的コメント
今度は最高裁での年齢制限変更
ジョコウィ大統領の38歳の長男がプラボウォ次期大統領の副大統領候補として登録される際に、40歳の年齢制限を憲法裁判所で例外として問題になったのですが、今度は28歳の次男がジャカルタ州知事に立候補するために、30歳の年齢制限を最高裁が変更するとして話題騒然となっています。
他の人間ならいざ知らず、現役大統領の子息が二人も特別待遇を受けるとしたら、誰が考えても縁故主義でしょう。
縁故主義をやりたい放題に悪用したスハルト大統領の末路を忘れたのでしょうか。
副大統領も『私も大統領の子供になりたい』と辛らつな皮肉を公言しています。
ジョコウィ大統領は二度の大統領選挙で、多額の選挙資金を大物華僑から借りて、その返済が出来ていないため、政界に残ってその影響力で資金を集めようとしている、と言うのが現地の人達の推測です。
しかし、司法までがジョコウィ大統領一族に忖度するのは何故でしょうか?
もしかして、資金を貸した華僑から、司法機関に対して多額の賄賂が流れているのかと疑ってしまいます。
後日、汚職撲滅委員会KPKが真相を解いてくれることを期待しています。
本当になんでもありのインドネシアです。