2024.06.02
最近のニュースに私的コメント
社会保険制度に持家貯蓄を導入?
インドネシア政府は2027年から、現在の社会保険制度に持家貯蓄を追加するとして、経済界から批判を浴びています。
計画では、労働者が給与の0.5%。雇用者が2.5%を負担すると言うもので、他の保険と同様に外国人も対象になるそうです。
仮に最低賃金がRp.500万/月の労働者が20年貯蓄すると、元本でRp.36百万となります。
インドネシアの不動産相場では、Rp.100百万以下の住宅を低価格住宅としていますが、Rp.36百万で新築住宅を持つのは少し難しいでしょう。
それに、全ての国民が持家を新築したい訳ではないでしょう。
プラボウォ次期大統領がどのように対処するのか、今後の進展が注目されます。