大連立政権発足は確実

インドネシアは11月の全国一斉首長選挙の話題が盛り上がっていますが、10月から発足するプラボウォ新政権の閣僚人事も進んでいるようです。

先の総選挙で、国会での議席を獲得した政党は8党、得票率が4%に満たなくて議席を持てない政党は12党あります。

ジョコウィ大統領の裏切りに遭い、怒り心頭のインドネシア闘争民主党（PDIP）を除く7党は、国会で大連立を組みことがほぼ決まったようで、これからは閣僚の割当交渉の詰めに入ると思われます。

野党でいることを決心したインドネシア闘争民主党ですが、国会での議席数は110で全体の2割弱ですので、プラボウォ政権の政策に大きな影響力を与えるのは難しいでしょう。

満を持して誕生したプラボウォ大統領の、今後の5年間、あるいは10年間の政治はどのようになるのか、固唾を吞んで見守る気持ちです。

ゴルカル党GOLAKAR           102

グリンドラ党GERINDRA 86

ナスデム党NASDEM         70

国民覚醒党PKB         68

福祉正義党PKS         53

国民信託党PAN         49

民主党PD                 42

与党合計 　　　              470

闘争民主党PDIP                110

無議席政党

開発統一党PPP

インドネシア連帯党PSI

べリンド党

グロラ党

ハヌラ党PH

労働党

ウマット党

月星党PBB

ガルーダ党PG

ヌサンタラ覚醒党PKN

信者党PU

マシュミ党PM