親の心子知らず

ジョコウィ大統領の任期は残すところ1ヵ月となりましたが、ここに来て長男と次男に関わるスキャンダルが持ち上がっています。

長男で次期副大統領のギブラン氏が、実は多くの被害者を出した、オンライン賭博を仕切っていたFUFU FAFAと称する人物本人ではないかと疑われています。

情報通信大臣は否定していますが、では誰なのかとの疑問には答えないため、疑惑は高まる一方です。

次男でインドネシア連帯党の党首を務めるカエサン氏は、地元のソロ氏に営業施設を設置したオンラインショッピングの大手である、Shopeeから便宜を図られた自家用ジェットで、先の8月に夫人と二人のスタッフの4名でアメリカ旅行に行って来たことを責められています。

本人は自主的に汚職撲滅委員会に出頭して、知り合いのフライトに便乗しただけだと釈明したそうですが、搭乗者リストにそのような人間は載っていなかったとのことで、火に油を注ぐことになりそうです。

もしも何れも本当であるならば、親の心子知らずと言われるでしょう。