新閣僚の合宿研修は国軍士官学校で軍隊式

元国軍将官のプラボウォ大統領らしく、100名近くの新閣僚を中部ジャワのスマランとジョグジャカルタの中間地点にある、マゲランの国軍士官学校に集めて、今日から軍服姿で合宿研修を行うそうです。

ジャカルタからの移動も、大統領と副大統領以外は空軍の輸送機に乗せるなど、徹底しています。

表面的にはソフトなジョコウィ前大統領とは異なり、いよいよ待ちに待った強面の本領発揮となりそうです。

色々な場面での発言でも、私の方針や政策に同意出来ない者は、いつでも止めれば良いと言い放つなど、初っ端からエンジン全開と言う感じです。

プラボウォ大統領と言う人は案外単純なのかもしれませんが、余り抑圧的になると、スハルト時代に良く言われた、Asal Bapak Senang(ABS)即ち、親分が喜びさえすれば良し、の悪しき文化が再発するのではないかと心配です。