2024.11.26
最近のニュースに私的コメント
20億円で外国のサッカー選手を雇い入れる
2026年のサッカー・ワールドカップに出場するために、インドネシアの代表チームは必死になっていますが、選手よりも大統領を筆頭に政治家達が舞い上がっています。
アジア予選では日本と同じCチームに属していますが、10試合中6試合を終えた時点で、日本とオーストラリアに次いで、6チーム中3位に付けており、なんとかCチームの2位に付けてワールドカップに進もうとしています。
そして今月行われた日本戦では、インドネシア国内のプロチームでプレーしている、ヨーロッパからの選手に急遽インドネシア国籍を取らせるドタバタ劇がありました。
残念なが日本には4-0で敗れたのですが、その後のサウジアラビア戦では2-0で勝利することが出来ました。
これに我が意を得たのか、プラボウォ大統領は外国人選手を獲得するために、20億円を出すと表明したようです。
しかし、プロのクラブチームならいざ知らず、外国人の国籍を変えて、国の代表チーム選手を金で雇い入れるのは如何なものかと思います。
それでなくても金にまみれていると批判されているFIFAが、更なる批判を恐れて禁止する方向に動くのではないかと懸念されます。
インドネシアにはその元凶にならないよう願います。