インドネシア進出サポートメルマガ2026年7月号
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インドネシア進出サポートメルマガ2026年7月号
Vol.40 【2026年7月1日発行】
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関係各位
このメルマガはこれまでにインドネシア関連の仕事でお世話になった方々に、最新のインドネシア事情を気軽にご理解頂ける内容で毎月1日に配信しております。
■今月号の目次
【1】 インドネシア進出関連ニュース『インドネシアの電気自動車産業の行方』
【2】 インドネシア社会一般ニュース『日本とインドネシアで共通の母国語軽視』
【3】 インドネシアお楽しみニュース『インドネシアの歴史を体感出来るスポット』
=======お知らせ======
■インドネシア進出サポート公式サイト
<https://www.hmkt.jp/>
インドネシア進出準備から撤退までの、50年近くにわたる経験と知見を網羅したサイトで、一日平均2,000件以上の閲覧数と500人を超える訪問者数で、2022年の開設以来の訪問者数は累計26万人、閲覧数は累計140万件に達し、Googleのトップランキングを維持しております。
その中でもお薦めしたいのが、インドネシア進出支援セミナースライドで、公開件数は298件に達し、更に毎週1件のペースで増え続けています。
全てのスライドは目的に沿って検索が出来るように、『インドネシア進出ハンドブック』<https://www.hmkt.jp/handbook4.2.pdf>の項目別にリンクが貼り付けられています。
セミナースライドを始めとして、全てのコンテンツはフリーダウンロードで提供しています。
■インドネシア進出サポートウエブセミナー
<https://www.youtube.com/channel/UCXghuRz7zRX5jLOXu75rQjQ>
2023年3月の公開以来、視聴者数が8,000人を超えました。
公式サイトに掲載されたセミナースライドサンプルに音声解説を付けてYoutube上で公開しています。
■インドネシア週刊ニュースダイジェスト
<https://www.youtube.com/watch?v=N8LO2ArPcMQ&list=PL9G2490hwBi_cdAcnPoo2YaDBpaec_GTM>
一週間のインドネシアの現地報道から、注目したいくつかのニュースを5分前後でYoutube上で紹介していますので是非ご覧下さい。
■インドネシア最新情報ブログ
<https://per-inc.com/blog/>
インドネシアのホットな現地発のニュースに私的なコメントを付けて、随時掲載しています。
■配信を希望されない場合は『配信不要』と返信して下さい。
☆★☆★☆★☆★【今月のニュース】☆★☆★☆★☆☆★
【1】インドネシアの電気自動車産業の行方
インドネシア国内市場における2025年12月末の、自動車全体の販売に占める電池式の電動車は23.2%でした。
ハイブリッドやプラグインハイブリッドも含めた電動車全体では33.5%を占めました。
ジョコウィドド前大統領が国策として掲げた電気自動車世界供給拠点化は、スラウェシ島を主とする世界一の埋蔵量を誇るニッケル資源が背景で、中国からの資金と技術を基にしたリチウムイオン電池の原料工場建設、ジャワ島での韓国LGの支援を受けたリチウムイオン電池製造工場、そして韓国現代自動車の支援を受けた組立工場と言うサプライチェーンを構築し、2045年までには400万台の電気自動車を世界に供給すると公言しました。
2026年6月には、韓国と中国の共同プロジェクトとして、中部ジャワのクンダル県の工業団地に、電気自動車関連事業を展開するとのニュースがありました。
ジャカルタ市内でも電気自動車が目立つようになり、その中でも2025年の電気自動車の中で17%のトップシェアを誇る中国のBYDは存在感を高めています。
インドネシア政府は輸出拠点としての目標だけでなく、国内でも電気自動車の比率を高めようとする姿勢を示しており、電気自動車の完成品の輸入税を緩和するするとか、購入者への補助金をだすとかの政策を取って来ました。
しかし昨今では、電気自動車の普及に対して疑問を呈する専門家の声も多く、欧州連合EUの環境保護を名目にした電気自動車押しの撤回などを聴くと、今後本当に電気自動車はガソリン自動車に取って代われるのか、疑いたくなることもあります。
東ジャワ州にある日系の自動車部品メーカー2社が、ベトナムへの移転を計画するなど、日系も含め、インドネシアの自動車関連企業は、これらの動きに対して様々な対応を検討しているようですが、インドネシアの国策としての電気自動車への転換も、世界の様子を見ながら慎重に進めないと、リチウムイオン電池で火傷をしてしまうのではないかと心配です。
【2】日本とインドネシアで共通の母国語軽視
日本語は平成時代に入ってから急激に乱れて来たように感じています。
1995年に15年間のインドネシア駐在を終えて帰国した時には、初めて耳にする意味不明な日本語に困惑しました。
若者による新造語もそうでしたが、政治家や著名人が多用するカタカナの英語表現には困惑よりも不快感を抱きました。
社内の公用語を英語に限定する企業があると知った時は、驚きと共に軽蔑感さえ覚えました。
歴史上、植民地にされた国は、時として母国語の使用を禁止され、宗主国の言葉を強制されると言う悲劇もありますが、アメリカとの戦争で負けたとは言え、日本語と言う世界に冠たる言語を持ちながら、日本人は自分達でその道を選ぶのかと言いたくなることがあります。
インドネシアの場合は、日本語に比較して歴史が浅いため、時間をかけて練り上げなくてはならないとおもうのですが、それを率先すべき人達が安易に、しかも得意そうに英語を使う姿に出会うと、私は英語は無視してインドネシア語で応対することにして来ました。
言葉はその国の文化の基盤であると信じていますので、日本人もインドネシア人も、母国語は言霊として大事にすべきと思います。
【3】インドネシアの歴史を体感出来るスポット
インドネシアの歴史は、1世紀から14世紀にかけてのヒンズー・仏教時代、15世紀以降のイスラム時代、そして17世紀から20世紀にかけてのオランダ植民地時代に大きく分けられると思います。
ヒンズー・仏教時代を体感出来るのは間違いなくジョグジャカルタ周辺のボロブドゥール仏教遺跡とプランバナンヒンズー遺跡でしょう。
バリ島は毎日の生活の中にヒンズー文化が生きている、世界で最もヒンズー教が浸透している地域と思います。
イスラム教時代を体感出来るスポットは、インドネシア全土に点在する、各地の町内会が運営する礼拝堂かと思いますが、特に村落の中にある小さな礼拝堂に村人達が集まって来る様子は印象的です。
オランダ植民地時代を体感出来るスポットとしてお薦めするのは、北ジャカルタ市の古都にあるファタヒラ広場の南側に位置する、現在はジャカルタ博物館となっている、旧ジャカルタ総督の邸宅でしょう。
裏庭に残された、反逆するインドネシア人に罰を与えるための半地下の水牢は、植民地支配と言う意味を如実に伝えています。
また、ボゴールの植物園や、ジャカルタ市内にあるラワマングンゴルフコースなど、歴史のあるコースはオランダ人の私有地であったことを考えると、その中を歩く時には当時の支配者の感覚を体現出来るかもしれません。
以上
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小野耕司/インドネシアビジネスサポート
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